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【作業所】現場実習始まる~就労への一歩目

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息子も高等部2年生になりました。
もう夏休み目前、卒業まであと1年半しかないという事実に、毎日打ちひしがれています。

高1時点で現場実習へのアプローチが始まっていましたが、いよいよ来月から実習が始まります。

希望した実習先

現状、現実味がある就労先としては就労継続支援B型事業所なのかなと思っています。

息子は人に伝わるような話し方、電話や一人での買い物、困ったときのSOSを発することができません。

正直、A型は厳しい。ましてや一般(障害者枠)などは到底無理。
まだ小さいときは、将来一般で働けたらいいな~なんて思っていましたけど…。

アスター
アスター

その頃の自分が腹立たしい…甘すぎ

学校に提出した希望する福祉作業所は3か所。
そのうちの一つに実習先が決まり、来月3日間行くことになります。
今月末にその実習先で4者(本人、事業所担当者、担任、保護者)打ち合わせがあります。

作業内容としては、カフェの運営です。ちなみに利用も見学も行ったことはありません。
場所として「あそこにあるな」程度の認識。

ぶっちゃけ、実習先の選択は「場所」が第一で、その次に「内容」で、かつB型。
これだけで選びました。

もしかしたら実習に行ったところに本当に就労することになった場合、交通の便があるのかどうか、送迎があるのかどうか。
そこが一番重要だったりするわけです。

本人ひとりでの行動が難しい現状

交通の便が本当に悪いわが地域。最寄りのバス停まで徒歩15分、最寄りの駅まで徒歩25分とかそんな辺境です。

高校卒業後、就労先まで自力で行けるか。これはとても大きな問題です。
息子は電車やバスの乗り方はわかってはいますが、なんせ一人で出かけたことがありません。


出かけたい(遊びに行きたい)くせに、一人では行けない…ずーっと付き合わされる母。
このあたりを相談すると行動支援を利用してみては?と言われますが、それすら順番待ちの現状らしく、着手に至っておりません。

だから、自宅に送迎が来てくれるところか、最寄りの駅でピックアップしてるような事業所でないと、毎日母が送迎することになってしまいます。

それは今よりももっと親の負担増でしかない。

保護者の体験談からうかがう厳しさ

学校で卒業した子の親御さんを招いてお話を聞く機会がありました。
B型事業所と生活介護に通っていらっしゃるお子さんを持つお母さま方。
もうぶっちゃけ、卒業後の方が「忙しい」と仰っていました。
支援学校は下校後に放課後デイサービスに行ってるケースが多いと思いますが、卒業してからそれがない。

支援学校の時より早く帰ってくる。自宅までの送迎がないため、集合場所までの付き添いが朝と午後にある。結果、母親はいつまでたっても外で働く機会を得られない…。

アスター
アスター

お話伺って正直、暗い気持ちになってしまいました…

卒業後の生活も今と同じ気がしてきた

時間的にはより厳しくなるという事を予想します。

いま、息子は放デイがない日は、スクールバス停にまで車で迎えに行って、家に帰ってからはゲームかタブレット三昧。

きっと卒業後もそんな毎日を繰り返すんだろうなぁ…。

学校の生活単元で「将来のこと」を考える日があったそうで、「お金」について先生に聞かれた息子は「お金はお母さんがくれると思います」と答えたそうです。
それを連絡帳で知って膝から崩れ落ちそうになりました。

お金は自分で稼ぐという意識、いつか息子に芽生える時がくるのだろうか。
本当に私がずっと健康でいなければ…。

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