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高2現場実習を終えて

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早いもので明日から「冬休み」。高2生活もあと2か月ちょっとになってしまった。
高2から始まる現場実習も前期後期と2回あり、前期は3日、後期は5日、無事乗り切ったけど…とにかくしんどかったなぁという後味感。ざっくり前期後期の実習をその他の事を振り返っていきます。

前期実習 初日から涙…

前期の実習に行く前の話をブログに書いていたのだが

「カフェの運営」と書いていたけど、実際に行ってみたらハンドメイド品の制作&販売という感じだった。カフェの方もあるにはあるけど、コロナで実質休業中という。

アスター
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やっぱり資料だけでは現状はつかめないものである。

就労継続支援B型事業所と生活介護を併設、日中の利用者が帰るころには放課後ディに代わるという経営的にはムダがなさそう(多機能型なので他いろいろやっている)。

ハンドメイド製品をある程度作っておいて、販売会とかイベントの時に売るって感じの所だ。
いわゆる、「作業所」という括りのオーソドックスな形態なのかも。

事前打ち合わせも散々、非コミュを発揮してきたけれど、息子、初日に利用者&スタッフを目の前にして緊張がすごくて、挨拶の一言も出てこない…しまいには大粒の涙をぽろぽろとこぼして、私の方が居たたまれず泣きそうだった…。

本当にこういう所が弱い。日直だとか発表ごととかがとにかく出来ない。

それでも3日間、ノリ的にはアットホームな所だったので、なんとか乗り切ったが、不器用な息子にとってハンドメイド品の制作は困難で、B型といえど、それを製品として売る…というレベルのものを作る生活は現実的ではなく、きっと利用したとして雑務的なことがメインになりそうだ。


あと、直感的に思ったのは、保護者が販売会やイベントに駆り出される予感が大いにある。子供たちが作ったものを親が買っていくスタイルね。中学でも高校でもそうだけど。「買ってあげないと…」という雰囲気がこの先もあるんだろうな。

障害者の雇用がそういった部分に頼ってきている現状は仕方ない。仕方ないけど…。それを思うとこの子たちは何のために一生懸命作っているんだという気持ちになってしまう。

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後期実習 とにかくシンドイ…

後期は後期で同じ就労継続支援B型事業所だったけど、規模がデカくて利用者も60~70人くらいいそうだった。

ガッツリ「お仕事」系の事業所。しっかりとした企業の仕事を請け負っており、清潔に仕上げるスキルが求められる。

大きな部屋でテーブルの上に広げたアイテムを仕上げていく、立ち仕事。イメージ的には「内職」作業のような。ダンボール山積みみたいな場所。だけどしっかり企業系のお仕事なので工賃は良さそう。

いちばん良かったのは同じ支援学校卒業のOBがいたこと!それはとても心強かった。昼食もあり。人数もそこそこいて時折イベントなどもあり、会社で働いているという実感を得られそう。

唯一、残念なのが送迎が最寄りの駅発着の小型バスしかない事。たった一駅ではあるが、その最寄り駅に行くまでに乗るウチの最寄り駅に行くまで徒歩30分ほどかかってしまう…。

アスター
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電車が遅延した時、悪天候の時、SUICAがなくなった時、その他トラブルに巻き込まれた時…想像しただけで居ても立っても居られない…

それか、普通のバスを使っていくルートもあるが、その最寄りのバス停までが徒歩25分とか…。
いや、普通に小学校とか通うんでも徒歩25分くらい歩く子は歩くけど…これが自分の息子に置き換えると「それできるか?」という気になる。

息子的には前期に行ったアットホーム作業所の方は良かったとのことだが、母的には後期の方を推したい気持ちではある。

エビリファイの服用お試し 

前期の実習であまりに緊張が高ぶるので、半年に一度ペースで行っている精神科で相談したら、あっさりと薬を出された。
エビリファイを1.5mgを寝る前1回。これを後期の実習が始まる1週間前から服用してみるというお試し服用だった。

薬を飲むこと自体、息子は抵抗がないのだが、なんて言って飲ませるかなーと考えたけど「やる気が出る」という風に伝えた。

後期実習の始まる1週間前から服用を始めたところ、2日目の学校で突然「眠い!」と言って床の上に大の字になって寝てしまったそうだ。副作用の眠気が出てしまったようだ。

眠気はそれ以降強く出たことはなかった。言動はちょっとだけマイルドになり、返答が起こったような口調で言っていたのが少し穏やかにはなった。

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が、何ていうのか…「キレがない」感じ。ボヤっとしているわけではないんだけど。

効いている感じはすこーしだけあるけど、これを日常的に使い続けたらどうなるんだろう…。10日分飲み切って、顕著に態度が戻る様子もそう感じなかったけど、後期の実習はOBもいたという安心感や、二回目という事もあり、なんとかなったという感じ。

その後また受診の機会があり、後期実習の様子も伝えたら、1mgに減らしてまた次の実習の前に…という話になった。

高3の実習で決めなくてはという焦り

前期後期と実習に行って。親も送り迎え&事前挨拶&反省会に立ち合い。本当につらいと思ってしまった。
クラスの子の話を聞くとみんな陽キャタイプなので「お仕事」や「会社の人」と話すのが楽しいらしくてすごくうまくいってるように見える。

高3で行く実習先を再考しなければならないと思う。学校のリストに載ってないところでも掛け合えば可能なケースもあるようだし、高かろうと昼食は毎日提供がある方がいい。
自分でコンビニで買うなんてことになったらそれは大変厳しい(金銭面ではなくて、買い物のスキルがなさすぎるので)。

あと通勤の問題。自宅にいる限りこれは一生ついて回る問題だ。どうにか公共の交通機関を一人で使えるまでに何とか成長させないと…。

問題マジ山積み…。

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