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中学卒業後の進路について。特別支援学級から特別支援学校へ。

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進学先は特別支援学校の一択でした

息子は現在中学三年生。地域の中学の特別支援学級に在籍しています。
卒業後は、娘の通っている特別支援学校に行かせたいと思っています。

行かせたい…というか選択肢が「この1つ」だけしかないという。
現実的に1つしかないかと言えばそうではないんですけど…。

高等支援学校の受験、特別支援学校の高等部の分校もまったくない選択肢ではないのですが、息子の精神年齢から言ったらどちらも現実的ではないです。
療育手帳のCですと言えば、頑張れば行けるでしょう!という見方もできるでしょうが。

高等学校卒業資格も、あるには越したことないですが、まずクリアできない問題でしょう。
通信制や単位制、または普通高校の夜間部などに通う子もいますが、学力は今現在でもう頭打ちだと感じていますので、とても高等学習範囲の履修なんて無理でしょう。

なので、特別支援学校の高等部一択ということです。

卒業後の進路についての不安が一番大きい

要支援の子であれば一番気になるのが卒業後の進路です。

一番欲しいのは、就業先との「つながり」です。そして、卒業後のフォロー体制。
いずれも一番充実しているのは特別支援学校だと思います。そのための実習実習実習…の三年間。

娘を通じてもらう進路だよりは、毎回注目です。
どういったところに実習に行って、卒業後はどの会社に何人ぐらい行くのか。

この情報をナマで得られるのは、娘が在籍しているからこそ。娘が小学部から支援学校で良かったと思えるポイントでもあります。
本来ならこういう事は学校外には出ないですからね。まんまと息子のために知識を蓄えさせてもらっています。

娘が在籍していたからこその安心感

実は今年、娘の学校でPTAの役員をやっています。ええ、そりゃもう…「顔」を売るためです(笑)。
先輩保護者のお話をナマで聞けるのが最大の役員メリットですね!

高等部の生活の実体験は本当にためになります。ありがたいです。こういう事ってやっぱりクチコミなんですよ。クチコミ命!つながり大事!

本当はママ友付き合いとかメンドクサイなぁと思うタイプですが、情報は大事です。
PTAでの活動は陳情などをまとめたりするので、現状を知ることにもなるし、今までぼんやりと「ソレってどうなの?」っていうところも、やっぱり親ありきで動かないといけないことだらけなので。

精力的に意見を出す人の話を聞いてると、みんなちゃんと自分の子のことを考えてるんだなぁと思い、己の意識も高まります。息子の為にもなるし、もちろん娘の時にも生かせる情報を蓄えていかないと。

子供が一人でいきなり高等部で入学したら特別支援学校の事は、きっとわからないことだらけだったと思うので、娘がいたからこそ安心して「この学校に息子も入れたい」と思えたわけです。
保護者の活動だけじゃなく、学校の指導についても地道に知ってこれたから迷いはなかったです。

卒業までの時間を有意義に過ごしたい

ある勉強会に参加した時に、主催者の方が言った言葉「支援学校はシェルターです」がずっと心に残っています。
小学部から入れば、特別支援学校の12年間はシェルターのように「護られている場所」なのです。
それは児童にとっても保護者にとっても。

シェルターを出た時、本当の「障害者の生き方」の大変さを知ることになるのでしょう。
子供の障害を知って、親なら誰でも地の底に落ちます(経験談)。なんで自分の子が…と思います(経験談)。

そういう時を経て、今はもう開き直りというか、卒業後どうしようという気持ちの方が大きいので、今は今やるべきことをしっかりとやる、そして今ある幸せをしっかりと親子で刻んでいくことしかないのかな~と思っています。なんせ、昨日生まれたばっかりだと思っていた子どもが、もう中学卒業を迎えるのですから。

14年前の自分に「あなたが思っているより、子供が子供である時間は短いんだよ」と伝えたいです。

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