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サ高住の見学1件目のこと

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前記事の続きです。

老人ホームの検索サイトに掲載されていなかったサ高住にアポイントを取ってみた。

私の自宅のかなり近いところにあり、築年数も浅め。できた時にはなんの建物だったのかわからなかったけど、近くを通りかかったときによくお年寄りがシニアがシルバーカーを押している姿が見られたので、老人ホーム的なものだとは思っていたのだが。
そこはサ高住というか住居型老人ホームという括りになっていた。

公式HPから事前情報を探る

普通に名前でググって、電話番号とHPを調べる。
県内いくつか施設があり、老人ホームのほかデイサービスもやってる。
主に介護系の事業を展開している企業のようだ。

費用的には「お安い」ところだった。昼夜二食で管理費含め月額は約11万円ほど。

ただし部屋にトイレ風呂はなく、キッチンもない。いわゆるほんとにただの個室状態。でも安い。
どこにも見学に行ってないので、第一弾としてまずはどこか見ておかないと…という気持ちだったので、近いし!買い物に行くにも近くにスーパーあるし!何より私の自宅に近い!というのが母への紹介ポイントとなった。

まず電話でお問い合わせ

直電し事務のお姉さんに少々お尋ねしたところ、以下の聞き取りに成功した。

  • お風呂は週二回。それ以上の回数入浴したい場合は別途料金になる。
    (え?年寄でも週二回だけってきつくない?)
  • 部屋にはオーブントースターなどは置けない。冷蔵庫は可。
    (火元管理が徹底されている…けど、パンも焼けないね。朝食みんなどうしてるのか?)
  • 建物の1階がデイサービスになっている。

見学のアポは直接営業担当者から電話をもらって日時を決めますとのこと。
その日の夕方に営業担当者(女性)から電話があって、見学の日取りを決めた。

いざ見学。遅れてきた営業担当者…

見学当日、母を迎えに行って、施設を訪問した。エントランスはやや手狭な印象。

受付の窓口付近にいたおじさんスタッフ(ほぼおじいさん)捕まえて、○○ですけど見学に来ましたとあいさつしたら、ハナシ伝わってなかったみたいで「え?」みたいな反応。
営業の○○さんとお約束なんですけど~というと「あぁまだ来てないです」とだけ。
え、こんな感じなの…?

十分ほど待って、介護スタッフ風じゃない男女が入ってきたので「あ、この人たちだな」と分かったのですが、向こうはこちらを見てもお待たせしました~みたいな反応じゃなくちょっとアレ?な反応だった。
そこは営業なんだから、エントランスに見知らぬ一般人がいたら訪問客だと思って対応していただかないと…(あきらかに私より年が上に見えますが?)。

軽く挨拶をすませ、見学へ。3階建てで2階~3階が居室となっている模様。食堂に電気ポットやオーブントースターがあって、パンは焼けるみたいだ。

居室見て「…」となった。

とにかく「狭い」の一言。入口はガラガラの横開きのドアで、車いす可バリアフリーだけど、6畳もないような床張りの収納スペースもなし。とにかく真四角な個室でベッド+小さなテーブル、物入ぐらいしか置けなさそう。

床はフローリングじゃなくて、病院の床みたいな素材でした

ベランダから外を見てみたら、かなりの至近距離で建っている隣のアパートとコンニチワ状態で、日当りゼロといっても過言ではない。私が見てもびっくりだったけど、母もかなり衝撃を受けたようだ。

アスター
アスター

「お値段相当」とはこのことだなと。

入浴とトイレについて

お風呂場にコイン洗濯機があった。そして入浴の順番はお風呂の入り口のところ紙が貼っており、日時が印刷されたものに、入りたい時間帯に名前を書いておく制度だった。

お風呂に緊急ブザーなどはなかった。そのことについて営業に聞いてみたら「ご自宅と過ごされるのと同じ」とのこと。別途サービスで入浴介助を頼むことはできるのだが…。

でも一番母が困惑していたことは、トイレが遠いこと。廊下を行って行って…のトイレだと、日中はまだいいけど、夜間何度もトイレに起きるのでそれは困るらしい。

あと1階にあるデイサービスも覗いたけど、特にダメっていうのはないんだけど…でも特筆するようなこともない、お年寄りがたくさんまったりしてるだけって感じの空間。あとちょっと大きめの浴室もあるようだけど、そこはデイに通っている人だけみたいだった。

営業担当者との面談

一通り見終わって、個室に案内され、いちおう面談的なものを。費用はとにかく安いんだけど、ちょっと営業担当者の女性の圧が気になったなぁ…。私でもちょっと圧強いなと思うんだから、年寄相手の会話のテンションではなかったと思う。まぁゴリゴリの営業っ!って感じの女性だったが。

対してもう一人男性の営業がいたんだけど、こちらはたぶん女性の上席の人で対応はソフト。ホスピタリティーもある(母が靴を履くときに椅子を出してきたり、扉の開け閉めや、装いなどを褒めたり…)。

いちおうこちらは見学の一件目なんです!ということをアピールしつつ、デイサービスの利用のこととか(囲い込みではないけど、こちらのデイサービスのみご利用いただく形で…。それを囲い込みというのではないのか??)なんかな~というポイントが多くてちょっとお茶を濁していた。

場所的なことはいいのだが、いかんせん隣のアパートと近すぎて今の空き部屋だとちょっと…みたいなことを言ったら、近くにもう一軒系列のサ高住があるそうで、そこから急遽話が進み、そちらにも見学に行くことになった。

営業さんの車の後ろにくっついて運転してものの5分。あらこんなところにもあったのね?という場所にちょっと大き目な施設があった。

そちらの見学の時の話はまた次の記事で。

(つづく)

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